「テート美術館 ― YBA & BEYOND」展、同年代の作家さん達
「テート美術館 ― YBA & BEYOND」展(国立新美術館)に行きました。
それにしても現代美術は難しく、1980年代後半から2000年代初頭にかけて制作された英国美術YBA(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)って「どお」という感じでしたが、平日月曜日にかかわらず結構、観覧者がいました。

「1944年のトリプティク(三幅対)の第2バージョン」フランシス・ベーコン
「フランシス・ベーコン」って同姓同名の哲学者がいるけど、血を引いているらしく名前の由来はそこからあるそうです。
最初に出迎えてくれたのが、フランシス・ベーコンのこの絵でベーコンって気持ち悪いグロテスクな絵が多いけどこれは、おとなしめの絵です。
この謎の生物のように「口」のいろいろな表情が、面白いというか気持ち悪い( ;∀;)
でも、ベーコンの絵って、哲学者ベーコンではないけれど見ていて「心地よい」ものではい人間の本質的な脆さを暴き出していて極めて哲学的な表現ではあるなあと思いました。

『バージェス・パーク SE5、1983年、1988年に伐採』キース・コヴェントリー(1994年)
植樹とそれを支える杭を鋳造した作品で、樹はすでに伐採されたものです。

『世界の歴史』ジェレミー・デラー(1997–2004年)
真ん中の「ブラスバンド」というのは分かるけど…

「ゲイリー、ポップスター」ジュリアン・オピー 1998~99年
ジュリアン・オピーは、ブラーのベスト盤『ザ・ベスト・オブ』をデザインしていて、こういうのホッとするというか親しみが湧きます。

『Home』モナ・ハトゥム(1999年)
金属製のキッチン用品が、不規則に点滅し電気的なノイズが流れてくる
作家自身がパレスチナ出身のアーティストなので、(故郷の)安住だった家ももう危険な場所になってしまったというメッセージなのか?

『Erase(消去)』キャシー・デ・モンショー(1989年)

『コールド・ダーク・マター:爆発の分解イメージ』コーネリア・パーカー(1991年)
パーカーは、庭の物置小屋とその中のものを、英国陸軍に依頼して実際に爆破させ、
爆破によって飛び散った破片やおもちゃ、園芸用品などを回収し、それらをワイヤーで天井から吊り下げて作品にしています。
「爆発した瞬間」を上手く捉えていますね。

『Monument Valley (Grand Scale)』トレイシー・エミン (1995–97年)
エミン自身が「祖母から譲り受けた椅子」に座り自作の書籍 を読んでいて、広大なアメリカのモニュメント・バレーに自分プライベートな空間を持ち込んでいるのは「今、私は、ちっぽけだけど確かにここに生きているの」という問いかけが込められた写真かと
YBAの作家さん達、私と同年代の人が多くてこの頃の私といったら何~にも生み出していなかったと。比べること自体、ナンセンスだけど

帰ろうとしたら消防隊が何人も美術館に入って来て、外には消防車が何台も停まっていました。館内放送もなく、何があったか分からず仕舞いでした。
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